インフルエンザは昨年来、「収束せず」 ~厚生労働省

厚生労働省によりますと、季節性インフルエンザの流行が昨年末から継続したまま、今シーズンに入ることになり、このような事態は1999年以来となっています。9月に入ってからも流行は収束せずにむしろ拡大しており、各地で小中学校の学級閉鎖が頻発しています。背景には、この3年間にインフルエンザの流行がなかったことや、昨年のワクチン接種から時間がたったことで、1人が感染すると周囲に広がりやすい状況が指摘しています。今後、さらに一層の流行の可能性が心配されています。